メタボリックシンドローム予防について
☆☆☆ 2008年2月13日(水)☆☆☆
岸野弥生様 エアロビクスインストラクター
(新田塚アーク・丸岡B&G)
『メタボリックシンドローム予防について』
日本人の三大死因、こちらはご存知ですね! 1位 がん 2位 心臓病 3位 脳卒中です。心臓病と脳卒中を合わせた循環器病を引き起こす原因は【動脈硬化】です。【動脈硬化】の危険因子といえばコレステロールが有名ですが最近の研究では肥満特に内臓回りに付着した脂肪がさまざまな生活習慣病を引き起こしそれらが重なって【動脈硬化】を起す事が解ってきました。そのキーワードになるのが《メタボリックシンドローム》です。今やこの名前はかなり有名ですが、これを診断するのには4つの項目があります。
1つ目は、お腹回りです。男性では85㎝以上、女性で90㎝以上です。正しい図り方は“へそ回り“を測ることです。腰の一番細い所ではないので気を付けて下さい。
2つ目は、血圧です。収縮期130 拡張期85以上の方
3つ目、空腹時血糖値が110mg以上の方
4つ目、高脂血漿150mg以上の方です。
こちらの項目の2つ、お腹回りは必須項目として残りの1つ以上あてはまれば《メタボリックシンドローム》と診断できます。
皆様の生活習慣を振り返ってみてください。今から10コの項目を上げます。その中でいくつ自分にあてはまるか数えてみてください。
1つ目 食事は満腹になるまで食べる。
2つ目 間食を良く取る。
3つ目 料理は甘目が好き。
4つ目 濃い味付けが好き。
5つ目 緑黄色野菜をあまり食べない。
6つ目 アイスクリームを好んで良く食べる。
7つ目 普段から階段を使うことが少なく、エレベーターに乗ってしまう。
8つ目 運動の習慣がない。
9つ目 ストレス解消にお酒を飲むことが多い。
10こ目 タバコを吸っている。
以上です。いくつ当てはまったでしょうか?多ければ多いほどもう一度ご自身の生活習慣を是非見直し、内臓脂肪を減らしていきましょう!
シェイプアップを実践するには有酸素運動、筋肉トレーニングに加え柔軟性というのがとても重要になってきます、こちらも簡単に出来ますので、もし暇な時間があればやってみて下さい。
1つ目は 土踏まずを鍛えるという事です。
はだしでタオルを踏み引き寄せてくるという方法です。
2つ目は 腹式呼吸です。鼻から息を吸ってお腹をふくまらせ、鼻から吐き出し、お腹と背中をくっつけるような呼吸法です。こちらは副交感神経が刺激されます。
3つ目は 指じゃんけんです。
4つ目は 肩・首を伸ばしてストレッチ
5つ目は 首・背中を伸ばしてストレッチです。
それでは一緒に腹式呼吸を練習してみましょう!!