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外部卓話『芸妓ぼたん姐さんの山中節教室』

10月17日(火)山中RCとの合同例会では、『芸妓ぼたん姐さんの山中節教室』と題して松風千鶴子様の卓話がありました。

松風 千鶴子様

「私は、生まれが芦原でございます。今日は、坂井市よりお越しと聞いて、大変うれしく思っております。山中に参りまして、58年です。山中は、温かいものを感じています。住みやすい街です。今日は、山中節教室ということで、参りました。よろしくお願い致します。」

 

山中節の由来について

昔、山中温泉のお客様の大半は、付近の船頭さんたちで、古い歌に「山が赤なる木の葉が落ちるやがて船頭衆がござるやら」にもある通り、春から秋にかけて北海道付近に出稼ぎしていた船頭さん達が冬が近づくと家に帰り1年の苦労を癒すためこの山中に来てゆっくり湯治をしたのです。

この人達は、山中に来れば少なくとも1週間、長い人は、1ヶ月も滞在して、湯に入り体を休めるのが何よりの楽しみだったのです。そこでのんびりした気持ちで出稼ぎ中に習いおぼえた松前追分をお湯の中でうたい、それを外で聞いていた浴衣娘達が聞き惚
れて山中訛で真似をしたため何時とはなしにこうした唄となり、昔は「湯ざや節」とも言ったそうで、古く元禄の頃よりうたっていたものだそうです。

こうしてお湯の中から生まれた山中節こそは生粋の温泉民謡なのであります。

 

山中RC 長谷川 清 副会長より 謝辞

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